妊娠中に甲状腺がんが発覚・・・妊娠や胎児への影響、治療、その後の流れについて

妊娠中
スポンサーリンク

タイトルの通りですが、妊娠中に甲状腺がんが発覚しました。告知されたのは妊娠24週のときです。

きっかけは妊娠19週で胃腸炎で病院に行ったとき、先生から

甲状腺腫れてるねー。言われたことない?

と言われたことでした。

f:id:opemama:20171207005940j:plain

私は

「甲状腺の腫れ?橋本病とかバセドウ病かな?」

なんて思ってました。

というのも、2、30代の女性は甲状腺の病気にかかりやすく、橋本病やバセドウ病はその代表格だからです。

日を改めて超音波検査で甲状腺を見てみると、1.5×2.0cm程度の腫瘍があるとのこと。

ちなみに、腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍(=がん)があり、全てが悪いもの、というわけではありません。ちなみに甲状腺腫瘍は良性か悪性かを判断するには超音波画像だけでは難しく、病理検査といって腫瘍を少し取ってきて顕微鏡で確認する必要があります。

病理検査の結果は約1週間待ち。

甲状腺で発見される腫瘍は80%が良性腫瘍といわれているため、今回見つかった腫瘍も良性かなー。なんて思って普通に過ごしていました。

そして結果は。。。タイトルの通り!

Class IV(悪性疑い)という結果に。


~~~Class分類~~~

Class Ⅰ 良性

Class Ⅱ 少し活動性の高い細胞も見られるけど良性

Class Ⅲ 現在は癌ではないけど、将来悪性になる可能性がある

Class Ⅳ 悪性疑い(初期)  ☜コレ

Class Ⅴ 悪性(進行)


・・・が~ん!(がんだけに)

f:id:opemama:20171207011403j:plain

・・・ふう。ショックのあまり使い古されたダジャレを使ってしまいました。

ちなみに、がんというのは、顕微鏡で観察した見た目によって「組織型」という分類をすることができるのですが、甲状腺がんは分化癌未分化癌悪性リンパ腫という3つの組織型に大きく分けられます。このうち、分化癌が最も数が多く、甲状腺がんの95%以上を占めます。また最も治りやすいのも分化癌で、10年生存率も98%程度だといわれています。

また、甲状腺分化癌は更に乳頭癌濾胞癌髄様癌という3種類に分けられ、このうち最も多いのが乳頭癌で約85%を占めます。

私はこのうちの乳頭癌の疑い、とのことでした。

がんの中でも治療をすればかなりの確率で治る甲状腺がん、その中でも予後の良い乳頭癌だったのでダジャレを言う余裕もあります。

ちなみに甲状腺がんは妊婦が2番目にかかることの多いがんで(1番は乳がんです)、意外と多いんですね。

そこでやはり気になるのが胎児への影響ですが、基本的には甲状腺がんに罹患していても胎児に影響はありません

f:id:opemama:20171207011154j:plain

また甲状腺に腫瘍ができたからといって、ホルモンの値が乱れることは稀なようです。ただもし万が一妊娠中甲状腺ホルモン値に異常が出た場合、出産後赤ちゃんの甲状腺ホルモン値に異常が出ることもあるようで、その場合はNICUや小児科の施設が整っている総合病院でのお産が安心とのことでした。

また甲状腺がんは進行がゆっくりでおとなしいがんであり、さして妊娠や出産にも影響を与えないことから、治療は産後から開始することが多いようです。

そのため診断を受けてから手術までの流れとしては、出産までは月1回程度の超音波検査による経過観察を行い、産後にPET-CTの検査をしてから、手術の時期を決めました

妊娠中、「なんでこんな時に…」とすごく落ち込みましたが、甲状腺癌は進行も遅くすぐに命に別条があるわけでもないことと、胎児に影響がないということを励みに妊婦生活を日々過ごしていました。ちょっとしたことでくよくよしたりしたこともありましたが、今では無事にその時のお腹の子も生まれて元気いっぱいに育っています。誰か、同じような境遇の方の励みになれば幸いです。妊娠中に癌が発見されるなんてショックなことですが、がんなんかに負けず、素敵なマタニティライフ&子育てを楽しみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました