妊娠中のつらい便秘…解消法は?薬は使えるの??

スポンサーリンク
妊娠中
スポンサーリンク

私は初めて妊娠するまで一度も便秘をしたことはありませんでしたが、妊娠して初めて

「あれっ?今日は全然気配がない…(_□_;)!!」

こんなことは今までなかったのに!

そうです、妊娠中は今まで便秘になったことがない人でも便秘になりやすいのです。

ではそんなつらい便秘はどのように対処したらよいでしょうか。

便秘とは

f:id:opemama:20171221223511j:plain

まず便秘とは、便の回数が減ってしまうことや、便が硬くなって便を出しにくくなった状態のことを言います。一般的に「3日以上便が出ない、または便の回数が週に3回未満」とされることが多いようです。

一般的な定義はこのようですが、今までスムーズなお通じがあったのに、急に2日に1回しか出なくなってしまったり、出てもコロコロした硬い便やすっきり感がないとなると、苦しいですよね。

私も1日1回はお通じがあったのに、1日出ないだけでかなり苦しいと感じました。

このように排便習慣には個人差もあるので、「便が出なくて苦しい」と感じたらそれは便秘の兆候かもしれません。

妊娠中はどうして便秘になりやすいの?

f:id:opemama:20171221223544j:plain

妊娠中の便秘は、主にホルモンの影響と子宮が大きくなることが原因となります。

妊娠に必要なホルモン「プロゲステロン」の影響

通常女性の身体では、生理周期に合わせて「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンが分泌されていますが、妊娠するとこのうちの「プロゲステロン」がたくさん分泌されるようになります。このプロゲステロンには妊娠を継続させる重要なはたらきがあるのですが、このほかに消化器平滑筋を弛緩させる作用があるため、腸管の蠕動運動が低下します

また、プロゲステロンは羊水確保や循環血液量を増やすために体内に水分を保持しようとするはたらきがあります。そのため食べ物からの水分吸収率があがり、便が硬くなりがちになってしまいます。

このようなことから腸が便を排出する機能が低下し、便秘になりやすくなってしまうのです。

また中にはつわりで食生活が変化することで便秘になってしまう人もいます。つわりもホルモンバランスの変化によっておこるとされますが、このうちやはりプロゲステロンの影響を受けることが大きく関係しているようです。

つわりの中でも「吐きづわり」の人は、食べ物を食べられないことから食物残渣が減り、結果的に排便量が少なくなってしまったり、エネルギー不足から腸管のはたらきが低下してしまうことで便秘になってしまうこともあります。

逆に「食べづわり」の人でも、食物繊維が十分に摂れていないと腸内環境が変化し、便秘になってしまう人もいます。

このように様々な要因が重なり合うため、妊娠中は便秘になりやすいのです。

私も妊娠初期のころは完全なる吐きづわりで、ほとんど食べられませんでした。食べると気分が悪くなってしまうので、食べる量もかなり少なく、食べられるのもアイスや果物だけで、つらいつわり時代でした…。

そんなつわり時代は妊娠4週~12週できっぱりと終わりましたが、その間「腸はほんとに働いているのか???」というくらい便意も腹部の膨満感もなく、ただただ出ない便秘でした。これもやっぱりホルモンバランスの変化が関係あったのかもしれませんね。

胎児が大きくなるにつれて子宮が大きくなるため

胎児が大きくなるとその周囲にある胃腸が圧迫されて血流が悪くなり、腸管の機能が低下します。また物理的にも腸管が狭窄するため、便秘になりやすくなるのです。

つまり‼

ホルモンバランスの変化  ⇨ 消化器平滑筋を弛緩させ、蠕動運動が低下する

胎児成長する  ⇨  物理的に腸管を圧迫・狭窄するため、便の通り道が狭くなる

これらのことによって便秘になりやすくなってしまうんですね。

便秘の解消法

食物繊維を取り入れる

まず大切なのが食物繊維です。実は食物繊維の摂取と腸内細菌の変化には緊密な関係があることが分かっています。食物繊維を多く取り入れることで腸内細菌のうちの善玉菌が増え、悪玉菌が減ります。これにより食物からの吸収が速やかに行われるようになるため、いつまでも腸管内に食物残渣がとどまらず、しっかりと排泄されるようになります。

乳酸菌やオリゴ糖を取り入れる

乳酸菌は腸内細菌のうちの「善玉菌」の1つで、ほかの善玉菌を増やし、悪玉菌を増やさないようにするはたらきがあります。また腸を活性化させて栄養分の消化・吸収を促すはたらきもあり、便が腸内にとどまる時間を短くし、スムーズな排泄や免疫力の向上などといった効果があります。

さらに乳酸菌と一緒に取り入れたいのがオリゴ糖です。オリゴ糖は善玉菌のエサになるといわれており、併せて摂取することで腸内での善玉菌を増やすはたらきがあるのです。

ちなみにオリゴ糖は自然由来のものなので、妊娠中や赤ちゃんでも取り入れることができる安全なものとされているため、妊娠中に便秘で悩んでいる方にはおススメですよ。

ただし急にたくさん摂りすぎるとお腹が緩くなることもあるため、最初は少量ずつから始めるようにしましょう。

水分をしっかり摂取!

便が硬くて便秘の人は、もしかしたら水分の摂取量が少ないのかもしれません。通常食べ物は胃で消化されたのち、主に小腸で栄養を吸収され、大腸で水分を吸収されます。このとき水分の摂取量が少ない人は大腸での食べ物のカスでの水分量も少ないため、ここで水分が吸収されることで結果的に便が硬くなります。

通常体重が50kgの人は、排泄や不感蒸泄によって1日に2000mlもの水分を失っているといわれています。そのため非妊娠時であれば食べ物から摂取される水分を除いて1000~1500ml程度の水分補給が必要です。ただし妊娠中は胎児に送るための血液量が増えることや、羊水での水分確保のため、1日2000ml程度の水分補給が必要とされています。

排便習慣をつける

便が出なくても、まずは「便を出す」という行動を習慣化させましょう。人間の身体には体内時計がある程度備わっていますが、睡眠や起床、3食の食事のほかに「排便習慣」を体内時計に組み込んでしまうのです。特に朝は1日の中でも排出効果が高いとされているため、朝食の前後など時間を決めてトイレに行く習慣をつけてみましょう。便意がなくてもまずは行ってみることから始めると良いですよ。

便秘薬

最後に、生活習慣や食生活を変えてみても、どーーーーーしても出ないときってあると思います。そんな時は苦しいのを我慢せずに便秘薬を使ってもよいと思います。実際に私も薬にはとてもお世話になりました。

ただし妊娠中は使えるものと避けた方がよいものがあるため、注意して使用しましょう。

●妊娠中に使える薬

妊娠中に使える薬としては「酸化マグネシウム」と「ピコスルファート」とよばれるものです。

酸化マグネシウムは「マグミッド🄬」や「マグラックス🄬」と呼ばれるものが一般的で、「カマ」と呼ばれたりもします。はたらきとしては腸管に水分を引き寄せ、便に水分を含ませて柔らかくさせる効果があり、刺激が少ないのが特徴です。

コスルファートは「ラキソベロン🄬」とよばれるものが一般的で、錠剤タイプのものと液体タイプのものがあります。はたらきとしては大腸を刺激して蠕動運動を促進させる効果があり、酸化マグネシウムよりは少し刺激が強いため、酸化マグネシウムであまり効果がみられないときに使用されることが多いようです。

私個人の印象としては、

胎児の成長など物理的に腸管が狭くなって、便がたまって硬くなるとき⇨ 酸化マグネシウム

ホルモンバランスの影響などで腸管の動きが鈍くなっているとき⇨ ピコスルファート

というイメージがあります。

そのためどちらを使用するかは医師と相談して決めるといいかもしれませんね。

●妊娠中に避けたい薬

反対に、妊娠中には避けたい薬もあります。それは「アロエ」や「センナ(センノシド)」とよばれる便秘薬です。これらは大腸刺激性の下剤で子宮収縮させるはたらきもあるため、流産や早産につながる危険があります。一般的に「アローゼン🄬」、「セノコット🄬」、「プルゼニド🄬」などと呼ばれる薬は、妊娠中は禁忌とされています。

まとめ

妊娠中の便秘って、本当――――に、つらいですよね。

f:id:opemama:20171221231029j:plain

でも食生活に食物繊維や乳酸菌などを取り入れることで、腸内環境がよくなり、便秘の改善につながることもあります。

また、食生活を変えただけではなかなか便秘が改善しない!という場合は、薬に頼ってもいいと思います。便秘薬は市販でも売っていますが、妊娠中には使えない薬もあるため、便秘で悩んでいるときは、ぜひかかりつけの医師に相談してみましょう。便秘は我慢しないのが1番ですよ(^^)

便秘を改善して、マタニティライフを楽しみましょう☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました